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1世帯の平均貯蓄残高はいくら?【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

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1世帯の平均貯蓄残高はいくら?【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

1世帯の平均貯蓄残高はいくら?【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

2024/05/20

愛知を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーの前田です。

 

「みんなどれくらいの預金があるんだろう?」

「平均的にはどれくらいあれば大丈夫?」

相談時にはそんな質問をよく受けることがあります。

 

お返しする言葉は平均の目安はありますが、「自分の場合はどうなのか?」と考えることが大事です。

とお答えしています。

 

それでも平均って気になりますね。

そこで今回は総務省の家計調査から2人以上の世帯の貯蓄、負債額の平均結果についてお伝えします。

1世帯あたりの平均貯蓄額は1904万円となります。

勤労者世帯では1474万円となっています。

 

これは高齢者世帯の方が貯蓄が多い傾向があるため、働いている人達の平均の方が低くなります。

 

感じるところはあるかと思いますが、多くの方は多いなと思っているのではないでしょうか?

平均というのは一部の多く持っている世帯が吊り上げていることになるため、実態と離れていることがあります。

 

実態と合ってくるのが中央値になりますので、貯蓄保有世帯の中央値は1107万円となりました。

 

※総務省 家計調査報告 二人以上世帯貯蓄・負債 2023年(令和5年)平均結果

データを見て頂くと分かりますが、圧倒的に多いのは貯蓄100万円未満世帯で、500万円未満世帯が多数と占めています。

また金融資産の内訳としてどういう資産が多いのでしょうか?

最近はNISAを始めている人も増えてはきていますが、圧倒的に預金、定期預金の割合が多くなっています。

 

まだまだ日本の家計の金融資産が動いていくのには時間が掛かりそうです。

 

特に金融資産500万円未満の世帯では大きなお金を投資することにはリスクがあります。

一定額の余裕資金が出来てから運用を始めてみる方が多いと思います。

 

但し若年層は緊急臨時資金の預金を確保をしつつ、同時に毎月積立で投資信託を購入するなどで、将来のお金をつくることも始めていきたいです。

 

日本の金融改革も始まったばかりです。

今後数十年した時には預金と有価証券の比率が反対になっているかもしれません。

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