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NYダウに新しく採用された銘柄について考える②【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

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NYダウに新しく採用された銘柄について考える②【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

NYダウに新しく採用された銘柄について考える②【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

2020/09/15

NYダウに新しく採用された銘柄を考える ~アムジェン~

若返りが試されるNYダウ

愛知を中心に東海地域で活動しているファインシャルプランナーの前田です。

前回はNYダウの採用銘柄になったセールスフォースについてお伝えしました。

 

米国市場はハイテク産業、通信産業などが産業の中心になってきており、

その一環としてアメリカを代表する株価指数であるNYダウも構成銘柄を変更しています。

 

今回はファイザーからの変更となったアムジェンについてお伝えします。

 

ファイザーの方が世界的にみれば有名で大きな会社というイメージですが、アムジェンとはどんな会社なのでしょうか?

 

アムジェンの業種は「バイオテクノロジー」と言われています。

 

バイオテクノロジーとは?

バイオテクノロジーは、「バイオロジー(生物学)」と「テクノロジー(技術)」を合成した言葉で、 生物の持つすばらしい働きを上手に利用し人間の生活に役立たせる技術です。

 

昔ながらの味噌や醤油、納豆などの発酵食品もバイオテクノロジーの1つですが、最近でいうと「遺伝子組替技術」や「品種改良」などを表すことが多いようです。

 

アムジェンは1980年に創業して、エポジェンとニューポジェンという2つのバイオ医薬品が爆発的なヒットで世界的大企業へと躍り出ました。

 

日本の製薬大手というと武田薬品工業ですが、武田薬品よりも売上を上回っています。

世界のトップ10に入る製薬メーカーでもあります。

 

アムジェンの直近の株価は240ドル、ファイザーは35ドル(2020年9月11日現在)です。

 

NYダウは株価指数であるため、株価が高い会社のウエイトは大きくなります。

これまでファイザーは株価が低くNYダウに占める構成ウエイトが最下位の30番目で1%でした。

 

これからコロナウイルスのワクチンを開発して、株価が動いてもダウに与える影響は微々たるものでした。

しかし今回アムジェンの株価はファイザーの6.8倍。

 

NYダウに占めるウエイトは5%程度まで上がります。

5%なら全体の5番目~9番目ぐらいの位置になり、NYダウの医薬品、バイオテクノロジー関係の影響が大きくなることを意味することになります。

 

これからさらに、医薬分野または食料問題なでもバイオテクノロジーの活躍が求められることだと思います。

 

そんな企業が新しく採用されたNYダウの今後の自力を期待していきたいと思います。

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