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ゲリラ豪雨で浸水…火災保険はどこまで補償してくれる?

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ゲリラ豪雨で浸水…火災保険はどこまで補償してくれる?

ゲリラ豪雨で浸水…火災保険はどこまで補償してくれる?

2025/09/14

はじめに:都市型水害のリスクが高まる今
近年、東京をはじめとする都市部では、ゲリラ豪雨による浸水被害が急増しています。舗装された地面が多く、雨水の逃げ場がない都市では、短時間の豪雨でも排水能力を超え、床上浸水や家財の損害が発生するケースが後を絶ちません。
では、こうした水害に対して、私たちが加入している火災保険はどこまで補償してくれるのでしょうか?

火災保険は「火事」だけじゃない


火災保険という名前から「火事のための保険」と思われがちですが、実際には以下のような自然災害も補償対象となる場合があります。


•     風災(台風・突風など)
•     雪災(豪雪・雪崩など)
•     水災(洪水・高潮・土砂崩れなど)
このうち、ゲリラ豪雨による浸水は「水災補償」に該当します。

 

水災補償の有無がすべてを分ける


火災保険に「水災補償」が付帯されていれば、以下のような被害が補償対象となる可能性があります。


•     床上浸水による建物の損傷
•     家電・家具など家財の損害
•     土砂流入による構造破損


ただし、注意すべきポイントがあります。


🔍 補償には「支払い条件」がある
多くの保険会社では、以下のいずれかの条件を満たした場合に保険金が支払われます

支払条件
内容
床上浸水
居住部分の床より上に浸水した場合
地盤面より45cm
建物の基礎部分を超える浸水
損害額が再調達価格の30%以上
修復にかかる費用が一定割合を超える

つまり、床下浸水や軽微な損害では補償されないケースもあるのです。

 

家財も補償される?契約内容を要確認

火災保険の契約は「建物のみ」「家財のみ」「建物+家財」の3パターンがあります。家財補償が付いていない場合、テレビや冷蔵庫などが浸水しても補償されません。

特にマンション住まいの方は、建物部分が共用扱いになるため、個人で家財補償を付けておくことが重要です。

補償される具体例①:床上浸水で家財が水没

事例:東京都江戸川区・一戸建て住宅

 

2022年の夏、ゲリラ豪雨により近隣の排水路が溢れ、住宅の1階が床上浸水。冷蔵庫、洗濯機、ソファなどが水没しました。
→ 火災保険の「建物+家財補償」に加入していたため、約80万円の保険金が支払われ、家電の買い替え費用がカバーされました。

 

補償される具体例②:雨漏りによる天井損傷

事例:東京都練馬区・築15年の住宅

ゲリラ豪雨の強風で屋根の棟板金が飛び、そこから雨水が侵入。天井に大きなシミができ、木材が腐食。
→ 専門業者の診断で「風災による屋根損傷」と認定され、火災保険から約40万円の修理費用が支払われました。

 

補償されなかった例:経年劣化による雨漏り

事例:東京都杉並区・築25年の住宅

ゲリラ豪雨後に雨漏りが発生。調査の結果、屋根の防水機能が劣化していたことが原因と判明。
→ 火災保険では「経年劣化による損傷」は補償対象外とされ、自己負担で修理費約60万円を支払うことに。

 

ハザードマップでリスクを可視化
国土交通省や自治体が提供するハザードマップを活用すれば、自宅の水害リスクを事前に把握できます。東京23区でも、荒川・多摩川流域や低地エリアでは水災リスクが高いとされています。
保険の見直しは、ハザードマップとセットで行うのが賢明です。

 

まとめ:火災保険は「水災補償」が命綱
ゲリラ豪雨は予測困難で、誰にでも起こり得る災害です。火災保険の水災補償があるかどうかで、被害後の生活再建に大きな差が生まれます。
今こそ、契約内容を見直すタイミングです。
•     水災補償が付いているか?
•     支払い条件はどうか?
•     家財補償は含まれているか?
これらを確認し、必要に応じて補償内容を追加・変更することで、安心を手に入れましょう。

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