毎年6月は配当金を受け取る
2020/06/21
こんにちわ。
愛知を中心に活動しているファイナンシャルプランナーの前田です。
6月も下旬になり、合間の気持ちの良い青空が嬉しいです。
6月の下旬といえば、3月決算の会社の株主総会が多く開かれます。
今年は6月26日にもっとも集中しているようで、例年よりも先が見えない状況での株主総会も投資家としては判断が難しいようです。
企業の決算にあわせて個人投資家として楽しみにしておきたいのが、「配当金」です。
本日は配当金についてカンタンにお伝えします。
企業は銀行から借り入れしたり、投資家から出資してもらい、
資金を調達して事業を展開していきます。
事業をしていく中で、売上を上昇させていき、
家賃や人件費などの経費を計上して、利益を出していきますね。
得られた利益から、
銀行借り入れしているのであれば、返済をまずは最優先事項としていきます。
借りたお金が返せないのは信用に関わるからです。
次に残ったお金は3つに分かれます。
1つ目は「税金」です。
得られた利益が黒字であれば、
法人税を納付していきます。
2つ目は「内部留保」です。
将来の投資に回す、
新規出店の資金、商品開発などの研究開発にあて、
翌年以降の売上上昇を狙っていきます。
そして3つ目が「配当」です。
残ったところから、株主に配当として利益を分配していきます。
配当は利息とは違い一定金額が安定している訳ではありません。
毎年決まった金額が入ってくる保証はありませんが、
毎年増配している企業も中にはあります。
配当金の出し方は企業の考え方により変わってきます。
配当金を無しにして、研究開発費に回し、企業の規模拡大をして、
株価の上昇をしていくことも株価の上昇につながり、投資家も利益になります。
反対に生活必需品のように
景気の浮き沈みにあまり関係なく、
毎年決まった売上、利益が見込める業態であれば、
研究開発もそこそこに配当金を重視して株主還元することもできます。
銀行の預金とは違って
毎年一定金額ではありませんが、
配当を受け取ることを目的に株主投資していくのも資産形成のやり方の1つです。
銀行預金の金利は0.001%程度ですが、
上場企業の配当金の平均は2%程度はあります。
選べば5%を超えるところもあります。
銀行預金の数千倍以上ですね!
日本は3月決算の会社が多いため、
当金が入金されるのが、6月に集中します。
配当金を考えての株式の資産形成を考えるのもありですね。
株式投資に興味あるけど、
何から始めればいいのかという方はオンライン相談もありますので、
お気軽にお声掛けください。
参考資料
※YAHOO JAPAN ファイナンス 配当利回り
前回お伝えした、火災保険の不正請求の注意喚起の内容はこちら↓
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