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学び直しを後押しする国の政策の活用【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

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学び直しを後押しする国の政策の活用【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

学び直しを後押しする国の政策の活用【愛知のファイナンシャルプランナーがお伝えするお金の話】

2022/05/30

コロナの第6波も落ち着き、正常な経済活動が戻ってきているこの頃です。

コロナ前の当たり前だったことが、現在は非日常だったりすることもあり採用人数を減らす企業もあります。

転職市場は活性化しており、より多くの収入を得ようと転職を試みる人は増えてきています。

 

学校教育を離れた後も、それぞれのタイミングで学び直して求められる能力を習得していく「リカレント教育」が重要となってきています。

今回はリカレント教育を受けていく中で給付を受けられる制度についてお伝えします。

 

〇教育訓練給付金

社会人の雇用の安定と能力開発のために、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に費用の一部が支給されます。

給付を受けるには労働者自身が給付条件に該当することと受講する講座が認定を受けているかの条件を満たす必要があります。

 

・労働者の給付条件は下記の通りになります。

・教育訓練の種類

補助額
専門実践教育訓練
受講費用の50%(年間40万円上限)
資格取得して雇用保険の被保険者として雇用されると受講費用の20%(16万円上限)が追加支給
特定一般教育訓練
受講費用の40%(年間20万円上限)
一般教育訓練
受講費用の10%(年間10万円上限)

人気がある資格のFPや中小企業診断士を含めて、宅建、簿記、情報関係まで幅広い分野まで網羅していますので、何かに挑戦したい方には教育訓練給付金制度を利用して補助を受けて少ない負担で出来れば嬉しいことですね。

 

〇キャリアコンサルティング

今のままで大丈夫なのか?というフワッとした悩み事を相談することが出来る「キャリアコンサルティング」も最近では重要になってきています。

 

大企業では社内で上司との面談によるキャリアコンサルティングなどは行われることがありますが、社内だと1つの企業の範囲内でしか考えることができません。当たり前ですが社内コンサルでは転職の相談などをすることは出来ません。

 

企業の枠を超えてのキャリア形成が今求められていることです。

厚生労働省の委託事業として「キャリア形成サポートセンター」があります。

こういうところで第3者と客観的な相談をしていき、将来のキャリアを考えていくのもこれからは必要かもしれません。

 

〇無料で大学講座が学べる

社会人になって「学生の時にもっと勉強しておけばよかった」と思うことはありませんか?

大学では単位を取得するための勉強、課題提出しかせずに本質的なことを学んでいなかったと私も思います。

 

または経済的な意味からも高校卒業後は即就職し、社会人になったけど本当は大学にも行きたかったと思っている人もいます。

しかし、社会人になってからでは時間がなかなか確保することが出来ません。

 

そんな方々のために無料で大学の講義が学べるサイトがあります。

JMOOCgaccoは大学の一流講師の授業をオンラインで学習することができます。

また自分の好きなことを深く勉強したいなど、好きなことを伸ばしていきたい方にも喜ばれているようです。

 

時代は昭和から平成そして令和へと変わってきており、仕事に対する価値観も昔と今では変わってきています。

長い間同じ会社に勤める時代ではなくなってきてきます。自分自身のスキルを磨いてどこに行っても求められる「人材」となり切り開いていくためにも、学び直しをしてスキルアップしていくことが大切なことですね。

 

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